塩谷丸山 629m 2005/5/21 晴
コースタイム 登山口10:00→山頂11:45 (登り)所要時間105分
山頂12:45→登山口14:15 (下り)所要時間90分


今年最初の山 行は、足慣らしを兼ねてここになった。家内の知り合いで農家の奥さん(おばさんK初登場)をご案内しての登山で、おばさんKは登山の一年生でハリキル。さ て休みとあって周囲は登山者だらけ。おばさんKのためにもゆっくりペースで登る。やがて登がきつくなるあたりりで登山道は狭くなり、おばさんKの休憩がふ える。辛抱してもらい、急坂の九十九折れを過ぎると頂上はもうすぐそこだ。  岩混じりの斜面(やや急)を登るが今年は残雪があり、思わぬ雪渓のぼりと なった。頂上では思い思いの岩場で塊って食事などしていて、寒くはないが風が強かった。帰りに気がつぃたが登り口がやけにカラスの声でやかましく、糞尿の 臭いがきついと思ったら、傍がゴミ捨て場のようになって悪臭でひどかった。楽しい登山でゴミ問題がしばし話題になったのは何とも悲しいではないか。



九十九折に入って休憩を取るおばさんK。そうですよ!休憩と給水は小まめに!高齢者登山の鉄則です。おじさんもそうです。馬の背に至る最後の直登。先を行く登山者の背中がみえる。雪解けが遅れた所為も有り、いつもの花々は全く見えない。おばさんKには、最後の踏ん張り。『何だ坂こんな坂、地獄坂?』
北海道電力の電波反射板付近で休憩。
積丹方面の景色に一息つくおばさんK。(疲れています)
おばさんがこのいい景色に気づくのはこのあと一息ついて
からでしたよ。(^^) おばちゃん!ガンバッ!
霞んではいるが遠くまで積丹方面が見渡せる。
余別岳、積丹岳はまだ冬の佇まい。
汗をかいた身体に風が心地よい。
やっ と頂上が見えた。おばさん頑張る。もう一息なのだが、「おばさんK」にとって頂上は遥か先に思えるのだった。・・・山って遠くに見えるけど、月と同じで近 くに比べるものが無いと小さく見えるので遠く感じるのだが、実際はそうでもないことが段々に経験すると解ってきますよ(^^;)   一寸知った振りでした
急な登りの手前で更に休憩TimeのおばさんKでした。ガンバレ!頂上は
あとすこしだ。・・・これが結構辛い。お孫さんなら軽く行くのにねーー。
今このと き本人に景色が見えているかどうか不明。 ひたすら休憩を取る。
後姿に悲哀を感じてしまった。汗性のわたしは目に汗がしみて痛い!(~-;)。
エゾノイワハタザオ (蝦夷岩旗竿) アブラナ科と思われる。丸山の鞍部の始まり辺りから山頂付近に沢山咲いていた。ハタザオ属の仲間ということでのネーミングらしいが、この花から旗竿をイメージすることは難しい。同行した「おばさんK」は『はわさび』と言うご意見でしたが、ブー残念!ちょっと違っていたようでした。 たしかに花はよく似ていました。  おばさんKの名誉のためにすこし。わさびも同じアブラナ科の多年草なので花が似ていても何の不思議もござらん。
『こんにちはー』  頂上手前の急坂で下山する登山者とすれ違うようになってきた。 その先に残雪がみえる。昔のおネーさんが多いなーーー。今の「おネーさん」はいない! 残雪の中をいく登山者3人(写真では2人に見える)。
ゆっくり、ゆっくりといいペースだ。「リハビリに来た」のだとか。追いついて少しおはなしを伺った。見知らぬ人と気軽に話が出来るのも山登りの楽しみのひ つだが、近年傍若無人の不埒者が多く見受けられるのは残念なことで、今のニッポンをも象徴しているのかなーー。なんてネッ!
頂上直下の岩場をいくおばさんK。もう既に景色なんか目にも入らないし、思考回路はじきに停止しそうなので、黙々とジックリ歩みを進めるおばさんK。さっき、追いついた登山客に又離されていくおばさんKだった。いいんですそれで。マイペースで行きましょう。
やっと頂上だ。!風が強く寒い。周りの山はまだ雪だらけ。
今年はもう雪は見たくない!。のだが、とりあえず飯だーっ。
早速弁当を広げた。背中の汗を気にせず"食うっ"ことにした。
余市の町並と積丹連山?昨年はすばらしい眺めだったが今年は霞がかかって、いま一つすっきりしない。もしすっきり、くっきり、さっぱり画像をご覧になりたい奇特な方は別にあるのでご覧ください、よろしく。m(__)m

このとき私といえば不覚にも、食事を終えたおばさんKが何と元気を取り戻して、愛用のCanonPowerShotを構えて所狭しと駆け巡っていたのに気 づかず花のない山頂からの景色に飽きてボーーっとしていた。 山頂は大きな岩盤なので、其処から落ちたら大変なことになったのである。そのおばさんKは人 懐っこいカラスを追っかけていた。?△×?※
  終り



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